<最怖>この世で最も怖い話まとめ

眠れなくなるような怖い話をまとめています

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<最怖>同居生活

あんな事があったにも関わらず、私は結局そのマンションに1年程住んでいました。 
 
理由は、引越し費用がバカにならない事と、意地・・・かな(笑) 

幽霊なんかよりも、生きている人間の方がよっぽど怖いものだ、と普段から豪語している私です。
(その考えは、未だに変わっていませんが^^;)負けてたまるかあぁぁぁぁぁ!です。 

 

例の一件で、管理人が私に「注意人物」のようなレッテルを貼っているようで、
私の郵便ポストなんかを勝手にチェックしていたりして、とても腹立たしい思いはしていましたが、 
あれ以来、何事も無く平穏無事に、お気楽な毎日を過ごしていました・・・ 

過ごしていました・・・過去形です。 

あの一件から丁度1ヵ月後の事です。 
「それ」は、何の前触れもなく、私の前に現れました。 

私の住まいは3LDKで、玄関を入ってすぐ目の前の扉がLDK

角部屋なのでベランダは、このLDKに2箇所。

玄関の右手が和室。左手がトイレで、その隣が洗面所&浴室。

その向かい側に2部屋。とまあ、こんな感じの間取りでした。 

寝室は一番奥の部屋にしていました。その隣の部屋は書斎に使っていました。 

その日、私は残業を持ち帰っていて、全ての仕事を終えたのが午前4時頃。 

あ~眠たーい!!と、とりあえずシャワーでも浴びて、寝酒でも呑んで寝よう!! 
と思い、寝室にパジャマを取りに行きました。

丁度その時、凄い稲光が見えて、一瞬にして電気が全て消えてしまいました。 

げっ!最悪ぅ~~~と心の中で舌打ちしながら、ベッドの脇に置いてある懐中電灯を取り、 
取敢えず廊下に出ようと、電気が点かないんじゃシャワーも浴びれないなー。

などと独り言を言いながら寝室のドアを開けました。

その時また、今度はさっきと比べ物にならないくらいの稲光が! 

・・・・・・?!・・・・・・・・なに?今の??? 

リビングに向かおうとしていた私は、進行方向の突き当たりの壁に、
一瞬の稲光の中に、「何か」を見たような気がした。

きっと、引っ越し祝いに頂いた絵の(額縁の)ガラスに、光が反射したんだよ~。。。

そう思って、懐中電灯で照らしてみた。

ほうら、やっぱり何も無いじゃない^^ そう思って、リビングに向かって歩き出しました。 

また稲光が・・・今度ははっきりと見てしまいました。

さっきの「何か」を・・・「それ」は、明らかに人の形をしていました。

でも、顔がよく見えませんでした。 

泥棒?? 

私は咄嗟にそう思い、これはマジでヤバイ!と、
半ばパニックになりそうな頭の中を、何とか冷静に、落ち着かせようと努めました。

寝室のドアにはカギが付いていた!それを思い出して、大急ぎで寝室に駆け込みました。 

そして、しっかりとカギを掛けて、家電の子機を取りました。 

警察に電話を・・・110番を押しても、受話器からは何の音も聞こえてきません。 

「もしもし!もしもし!!!」私は叫び声に近い声で、何度も呼びかけました。

でも、何の音もしません。 

一度、電話を切って、もう一度110番に掛け直しました。何度やっても同じです。

受話器からは何の音も聞こえてはきませんでした。

どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・パニクッている時の人間の頭の中って、 
この言葉しか出てこないものなんですね。

心臓はバクバク言ってるし、冷や汗みたいなのが流れてくるし・・・ 

そうだ!携帯!!携帯からなら掛けれる!!と喜び勇んで携帯の画面を見ると・・・圏外。 

有り得ない。絶対に有り得ない!どうして?どうして???心の中で何度も叫びました。 

その頃には稲光も、もうありませんでした。 

・・・5分?10分?そのくらいの時間が経過していたと思いますが、
その泥棒と思しき人物は、一向にこちらへやって来る気配がありません。

見間違い?じゃ、さっきのは何?確かに見たハズなのに・・・
疲れているせいかな?でも・・・もし本物の泥棒だったら・・・ 
いや、でも玄関のカギも掛けたし、チェーンだってちゃんと掛けたもの。大丈夫。泥棒じゃない。
 
自分に言い聞かせるように、無理にでも自分を納得させるように色々な言い訳を考えていました。

意を決して、さっきの「何か」を確認しよう!
そう思い、そ~っと部屋のカギを、音を立てずに開けました。 

バイオハザードじゃないけど、
自分の心臓の鼓動が聞こえそうなくらいドキドキしながら、
ドアノブに手を掛けました。

ほんの少し。
ほんの隙間程度、ドアを開けた時、私の目線は足元から自分の目の高さへ・・・ 

・・・目・・・目があった。その目と目が合った・・・もう、ダメ・・・寝室のドアのカギを閉め、ベッドに潜り込んだ。

でも、何だかすっごく腹が立ってきた!

例えば「それ」が幽霊とかであったとしても、
私が借りているマンションなのに、
どうして私がベッドの中で小さくなって震えてなきゃいけないわけ!?って。

もう一度、私は確認しに行く事にした。

ドアを、今度は思いっきりバーンと開けた。

その瞬間、全ての電気が点いた。 

・・・(゜Д゜)ハァ?
まさにこんな感じでした。

訳が分からないのは、この前の親子無理心中でよく分かりましたので、
それは良いのですが、停電がそんなに早く復旧するものなのかな~って・・・

結局、泥棒も「それ」も何処にも居ませんでした。 

翌日、管理人に昨夜の雷の凄さと、停電が素早く復旧したので、
自家発電でもあるのかと聞いたところ、雷も停電も無かった、と怪訝そうな顔で言われてしまいました。 

んな訳、無いでしょーが!全く、コイツは私の事を嫌ってるからってぇ!!
いい加減にしろ~と思いましたが、言ってもどうせ無駄だろうから、そのまま実家に遊びに行きました。 

その日は、実家に泊まったので、翌日は実家から通勤しました。 

その日、暫くぶりに、残業も呑み会も無く7時頃に帰宅したら、留守電が入っていました。 

「管理会社の○○です。お世話になってます。一昨日と昨日と、深夜にお宅がウルサイと階下の△△さんから苦情の電話がありまして~。すみませんが、静かにして下さいね。」
 
はあ?まあ、確かに一昨日の深夜・・・というよりは明け方はうるさかったかもしれないけど、
夕べは私、実家に居たっつうの!一人で怒りながら、夕飯の支度を始めました。 

今日はワインでも呑もう♪と思って、オープナーを食器棚の引き出しから出そうと、
引出しを開けたら・・・無い!いつも同じ場所に片付けるのに?

ふと、食器棚を見ると、ガラスの向こうにオープナーが。

あれ~?おかしいな~。

そういえば、最近よく物が 
いつもと違う場所にあったりするけど・・・ 

ま、いっか。とワインを1本空けて、面白いテレビもやっていなかったし、 
さっさとお風呂に入ろうと、浴槽にお湯を張りました。 

髪を洗っている間、浴槽は私の背後にあります。

何だかイヤ~な気がして、右側からそ~っと振り向いた。 

浴槽には、鼻から上を出した長い髪の、
恐らく女性であろう物体が、私を凝視していた。 

目が合った。あの、雷の夜の目だ!咄嗟に私はそう思いました。 

でも、「えぇ加減にせ~や!まいにマジギレするで~!!
なんぼ幽霊かてな~、礼儀っちゅうもんがあるやろー!!! 
人の入浴中に出てくんなヴォケ!」と怒鳴りました。 

すると、嘘のように消えてしまいました。(すみません、大阪人なもので^^;;) 

その日、私は早く床に着きました。 

翌日もその翌日も、「それ」が、所構わずに出てきました。

その度に、私は「それ」に悪態を付き続けました。

時には寝ている私の枕元に立って、じ~っと私の顔を覗き込んでいたり・・・
でも、「それ」の顔を、目以外ははっきりとは見た事はありませんでした。 

それと同時に、毎日、管理会社から電話が掛かってきて、うちがウルサイと苦情が出てる、と。

そんなハズ無いのにぃー!と管理会社の人に言ってもラチがあかないので、
菓子折りを持って、直接階下の△△さんのお宅を訪ねる事にしました。 

確か、引っ越しの時のご挨拶に伺った時、ご主人が単身赴任中で~っとか、 
イヤミっぽく、うちは分譲なのよ~とかって言ってたっけ。 

綺麗な長いストレートの髪で、地味~な感じだったっけ。

若いのかオバサンなのか、年齢不詳って感じの人だったよな~。

何か、苦手~あのテの人。。。などと思いながら、 
階下の703号室のチャイムを押す。

ピンポーン♪

うん、うちと同じ音だね、やっぱり。 

な~んて納得していたけど、返事が無い。

もう一度、押す。やっぱり返事が無い。 
仕方ないな~。こういう事もあろうかと、手紙を書いてきたのだ。 
それをドアポストへ。 

そうこうしているうちに、「それ」との奇妙な「同居生活?」が1ヶ月過ぎようとしていました。

例の苦情も相変わらず続き、あまりにも酷いので、管理会社の人間と会う事に。 

管理会社の○○さんが、太った身体に似合わない、小さな眼鏡を掛けて、
汗を拭きつつマンションの玄関のベンチに座っていました。待ち合わせの時間、きっかりでした。 

管理人と3人で、私の部屋で話し合っていましたが、
実際にどのように私が騒音を出しているのか分からないので、
階下の△△さんにも同席して貰う事で、意見が一致しました。 

3人で、△△さんのドアの前に立ち、管理人がチャイムを押す。
 
応答は無い。また押す。やはり応答が無い。 

私が1ヶ月前に来た時に入れた封筒が、そのままになっていた。 

それを管理人と管理会社の○○さんに告げると、
管理人は慌てて管理人室へ行った。

戻って来た時には、 
「703号室」と書かれたカギをその手に携えていた。 

管理人も、そう言えばここ1ヶ月程、△△さんの姿を見ていなかった・・・と。

それで、皆で△△さんのお宅を捜索しようと言われました。 

が、私はイヤな予感がしたので、拒否して自室に戻りました。 

数分後、管理人と管理会社の○○さんが血相を変えて、私の部屋にやって来ました。

どうやら、△△さんが、首吊り自殺をしていたらしいのです。

とにかく警察に電話しないと!警察がやって来て、 
大騒ぎになりましたが、私にはやっぱり・・・という感じでした。 

後日、管理人から聞きましたが、△△さんは死後約1ヶ月で、 
私達にはご主人は単身赴任って言ってたけど、 
実はご主人にはオンナが居て、そのオンナに子供ができちゃって、 
望んでいたのに奥さんとの間には子供ができなかった為に、離婚されて、 
ご主人が出て行ってしまっていたそうです。 

その直後に、首を吊っていたようです。 

死体が発見されてから、私の部屋に「それ」が現れる事は無くなりましたが、 
どうもすっきりしないお話でした。。。
 
また明日の19時にお会いしましょう。