<最怖>この世で最も怖い話まとめ

眠れなくなるような怖い話をまとめています

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<最怖>水を滴らせる音

私の実家は北のほうにある片田舎。

 

でも観光で有名なところ。

 

実家は一軒家で、
歩いて数分のところに霊園がある。

 

当時、中3で受験の追い込みをしていたときのこと。

 

小さいときは変な体験もいっぱいしてたし、
塾で遅くなったときなどに
変なモノを見ることはときどきあったけど、
すべて「何かの見間違い・聞き間違い」で済ましていた。

 

家族も寝静まった夜中になっても、
志望の高校に受かるかどうかの瀬戸際だった私は
一人で勉強。

 

私の部屋は、
2階への階段を上がってすぐ右にある。

室内は机にむかった後ろにクローゼットがあり、
そのクローゼットのドアが映るように机に鏡。

クローゼットは小さな部屋みたくなってて、
スライド式ではなく
部屋のドアみたく閉じるタイプのドア。
(ぱっと見、隣と行き来するためのドアみたいな感じ。)

変なことに、
そのドアから視線を感じるのはいつものことで、
かつ私の部屋を含むクローゼットの中が
異様にひんやりしてるのもいつものことだから

「霊園が近いせいかもね」

と特に気にもしてなかった。

そのころは霊体験なんてのも、
本当だったら怖いから信じてなかったし。

2時もまわったころ、
玄関のドアが開いて閉めたような音がした。

ちょうどその開閉も、
人が開けて閉めたようなタイミング。

「こんな時間にやだなぁ」

と思っていたが、
特に異状もなかったことから

「疲れて寝とぼけてたんだ」

で済ませた。

次の日。

前日同様、
同じ時間のころにドアの開閉の音がした。

「今日もかよ!」

と突っ込んだけど、昨日と様子が違う。

玄関で少しどちらに行こうか迷うような沈黙のあと、
階段を上がってきた。

しかも階段を踏む音が、
体格のいい男の人みたくずっしりしている。

いらんことに

「ぴちゃ、ぴちゃ」

と水を滴らせる音つき。

ゆっくり踏みしめるように…

というか、
疲れた体を無理やり動かしているようなゆっくりさ。

パニクってどうしていいかもわからず、
部屋のドアをガン見してたら、
階段をのぼりきった。

そしたら、なぜかわからないけど
ドアを通して目が合った気がした。

マジで怖くて、
鏡を手前に倒して映らないようにしてから
机に突っ伏して寝た振りを決行ww

熊じゃないっての…

そしたらドアの前の気配が、
机に突っ伏す私の斜め左後ろに!

明らかに人の気配。

でもこんな時間に泥棒が、
敢えて人のいる部屋に
水に濡れた状態でなんか来ないでしょ。

これが霊なんだ!と思って、
ひたすら心のなかで知っている全てのお経を唱えた。

仏教キリスト教、
なんでもいいからとりあえず知っているものを
エンドレスで夢中で唱えた。

どれだけそうしていたかもわからないけど、
気がついたらその気配がなくなっていた。

精根尽き果ててくたくただったから
電気つけっぱですぐに寝た。

次の日、
母に電気つけっぱなしだったことを怒られた。

自分が体験したことよりも怖かった。
 
また明日の19時にお会いしましょう。