<最怖>この世で最も怖い話まとめ

この世で最も怖い話をまとめています。毎日19時20時21時に1話づつ投稿。あなたを恐怖のどん底に落し入れます。朗読もはじめましたのでそちらもどうぞ。

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<最怖>女性の叫び声

深夜、
『助けて~!』という女性の叫び声で目が覚めた。

どこか遠くからかすかに聞こえた気がした。

しかし、
今日は山奥の別荘に一人で来たのだが、
周りには民家もなければ、街灯もない。

こんな夜中に、
この辺りに人がいること自体おかしいのだ。

もしかしたら夢の中の出来事だったのではないかと思い、
もう一度眠りにつくことにした。

・・・どれほど時間が経っただろうか。

今度は、この別荘の近くで
ハッキリと女性の
『助けて~!』という叫び声が聞こえた。

ハッと目を覚まし、
こっそりと窓から外を覗くと、
白いネグリジェを着た女性が一人で、
真っ暗な木々の中で
楽しそうに踊り狂っているのが見えた。

女性の顔は、
頬まで口紅を塗りたくり
目は真っ黒で、狂気に満ちていた。

『助けて~!オホホホ!』
『助けて~!オホホホ!』

見てはいけないものだとは分かっていたが、
恐怖で体が硬直し、
そのままジッと見つめていると、
突然こっちに向かって走ってきた。

『ヤバい!』と思っていると、
ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!と
何回もインターホンが鳴り始めた。

恐ろしくなってベッドに潜り込んで隠れた。

結局その音は夜明けまで続いた。

結局、その女が何者なのか、
その土地で何が起きたのか分からないまま、
その後、その別荘は不審火による火災で全焼し、
その場所には二度と近寄っていない。

ただ一つ思うことがある。

もしあのとき
その女性を“助けて”いたら
僕はどうなっていたのだろうか。

また明日の夜にお会いしましょう。