<最怖>この世で最も怖い話まとめ

この世で最も怖い話をまとめています。毎日19時20時21時に1話づつ投稿。あなたを恐怖のどん底に落し入れます。朗読もはじめましたのでそちらもどうぞ。

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<最怖>日常の風景

あたしが研修医として病院勤務を始めて3日目のこと。

夜中1時頃、指導医と一緒に
一階からエレベーターを待っていた。

エレベーターがつくと、
スーツ姿の男性が乗っている。

顔色が悪く、
視線の先がよくわからない。

男性はなぜかエレベーターを降りない。

指導医は構わず乗り込み、
あたしもあとについた。

ドアが閉まり、
目的階のボタンを押すと、
指導医は

「お前、後ろ見んなよ。絶対に。」

といった。

いやな予感がした。

背後には男性の気配がある。

エレベーターは目的の階につき、
あたし達は降り、
ドアはそのまま閉まった。

「さっきの人、なんですか?」

と尋ねると、
指導医は

「ん?ああ、昨日の朝急変して死んだ人だよ。
お前いなかったっけ?
まあいいや…。
あ、もう今日は帰っていいぞ。
さあ寝んべ寝んべ、、」

とだるそうに答え、
ふらふらと当直室へ消えて行った。

あたしはこんなところで働くのか……

また明日の夜にお会いしましょう。